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> JAMCOについて
JAMCOは2011年度から自主財源で途上国のテレビ局に国際版テレビ番組の無償提供を始めました。ABU(アジア太平洋放送連合)を通じて周知活動を行い、2023年度は5か国の放送局に455本の国際版番組を無償で自主提供しています。 また、JAMCOの国際版番組は、国際交流基金の事業などを通じても、アジア、中南米、中東、アフリカなどの開発途上国のテレビ局に無償提供されてきました。これまでJAMCOが提供した国・番組数はのべ101か国、のべ14,955本に上ります。 JAMCOの番組は途上国の教育教材としても使われており、インドネシアで現場の教育活動に活用されています。 なお、著作権上の理由により、これらの番組は個人には提供していません。
日本の文化や現状を海外、特に途上国に紹介するのにふさわしいテレビ番組や、途上国の教育レベルの向上に役立つテレビ番組をNHKと全国の民放テレビ局から募集し、外部の専門家等で構成する委員会で審議のうえ選定したテレビ番組を、英語、スペイン語、フランス語などの国際版に改編し、海外、特に途上国のテレビ局へ提供するため「国際版のテレビ番組ライブラリー」として保管運用しています。
ライブラリーの国際版テレビ番組は2023年度末で1,372本になっています。
JAMCOは、テレビ番組の国際交流やテレビメディアの国際化などをテーマにしたシンポジウムを設立以来ほぼ毎年行っており、2002年度からはWeb方式のシンポジウムとして続けています。
シンポジウムの内容は冊子にまとめて、大学や図書館に寄附しています。
現地調査等によって、途上国での日本のテレビ番組へのニーズや途上国テレビ局の放送事情、放送システムなどを幅広く調べ、番組提供に役立てています。
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